いつものメンツでなるべく限られた予算で見栄を
春も近くなって、ほんのり暖かくなって来た頃、同地域のお友達の披露宴にご招待頂きました。
同地域のお友達とあって、同じ町内のあっちでもこっちでも「あなたも行くの？ あら私も」と招待客のオンパレード。いつも顔を合わせているメンツが多く参列するので、いつもと違う姿を見せなくちゃ、と見栄を張って意味もなく燃えてはみるものの、お洋服にかけられる予算は限られているので工夫しなくは。
高級ホテルという場所柄を考えて少し派手めなワンピース
まず、ドレスから。少し前に披露宴に参列した際に購入したドレス。軽いシフォンのブラックワンピースで、エンパイアスタイルのように胸の下に切り替えがあるもの。これなら着回しが出来そう。前はこのワンピースにベルベットのジャケットをあわせたので、今回はどうするか・・。
まずは年齢と場所を考慮。披露宴会場はこの地域随一の高級ホテルなので、あんまり地味すぎても会場の雰囲気に負けてしまいそうだし、かと言ってもう中年にさしかかろうという年で派手すぎるのもNG。
そこで、同じく披露宴に参加するお友達に聞き込みをしてみることにしました。やはり、皆高級ホテルという場所柄を考えてかワンピースにするなどいつもよりがんばっている風の意見が多かったので、聞き込みの結果は「少し派手めにしてもOKそう・・」という結論に達しました。
そこで、もう一度先ほどのブラックワンピースをベースにして小物の組み合わせを考えてみることに。
ショール、靴、バッグは大人な淡いゴールドを探す
まず、季節柄、重い印象のジャケットは却下。でも上着なしでは二の腕を露出しすぎるのでショールでカバーすることに。丁度ドレスに鎖骨から肩にかけて広げると袖のように見える飾り布がついているので、透けるショールでもそれほど露出感がありません。手持ちのゴールドの編み地のショールを合わせて、キラキラ感で二の腕のカバーとゴージャスさが出ました。
次は靴とバック。ショールのゴールドが際立つので、靴とバックもゴールドで統一することにしました。ゴールドといってもやたらキラキラした色では大人っぽくないので、アンティーク風の渋い金色をイメージして揃えることに。バックもこれまた手持ちで丁度いいのがありました。渋い金色に蝶の刺繍が施されていて、アンティーク風の取手がついたお気に入りのバックです。前回はカジュアルなホテルでの披露宴だったので、このバックを持つのを諦めましたが、今回は春も近いことだし明るめのコーディネートでいけそう。
靴だけは買って、小物で華やかさをグーンとアップ
あとは靴。靴だけはぴったりの物がなかったので、行きつけの雑貨屋へ行ってみました。あった、あった。落ち着いた金色のサンダルで甲の部分に大きな丸いビジューが付いています。お値段も納得の２５００円。これなら、普段使わない靴でももったいないと思わず買えるお値段。
一つくらいは新しいもの買いたいよね。あ、そうそうアクセサリーも考えなくちゃ。ショールをしているので、ネックレスをするとくどくなりそうなので、大きめのピアスでバランスをとることに。こちらはゴールドと同系色のブラウンのしずく型のピアスで、キャンディみたいなガラスで出来ているので、大きくても重苦しく見えません。
結局新しく購入したのは靴だけで済んで一安心。以前同じドレスを来た時より小物だけで華やかさはグーンとアップ。これで完璧、なはず（自画自賛）。あとは会場で浮かないことを願うばかりです。
披露宴当日。披露宴会場はとても華やかで、振袖姿で参列している人もちらほらいました。首尾よく丁度いい加減のコーディネートが出来たみたいで、披露宴を満喫。これならせっかくだし、もうちょっとがんばってもよかったかな。（笑）
