花嫁からの要望は華やかに別々の色のドレス
私が都内のシステム開発会社の同期Yの結婚式に招待されたのは2年前。私が24歳の時でした。同期入社した7名の女性社員はみんな別々のプロジェクトに配属されながらも2ヶ月に一度はメンバーの誕生日会を兼ねた女子会を開催していました。
Yの結婚式の準備の話で盛り上がり、同期女子で海外のブライズメイドみたいに、みんなでお揃いの色のドレスとか着ちゃう?! なんて話をしていると、Yが要望を出してきました。
「会社同期のテーブルは思いっきり華やかにしたいから、みんな別々の色のドレス着てきて欲しいなー。」
そうと決まれば、早速同期で相談し、色の割り振りを決めました。私以外は既にお呼ばれ用のドレスを持っていたので、早々に桜色、ネイビーブルー、シャンパンゴールド、赤、黒の色が決まってしまいした。
もともとドレスを買おうとは思っていたけど、お呼ばれドレスの定番と言える色は取られてしまったし、どんなドレスを買えばいいのか、まったく見当もつきませんでした。
ひとまずネット検索したけど
まずはネットで情報収集と思い、「結婚式 ドレス」をキーワードに緑や黄色、オレンジなど、華やかで誰も着ない色のドレスの写真を検索しましたが、ヒットするのはお色直し用のドレスばかり。
「およばれドレス」と検索条件を変更しても、主に出てくるのはロングドレスや、やはりお色直し用のドレス・・・。
やっぱりドレスは専門店に行かなくちゃ。
駅ビルの専門店を見るも・・・
週末になり、さっそく駅ビルに入っている専門店に出かけてみました。
店内を物色してみましたが、色も少ないし、デザインも気に入るものがありません。
私は袖のあるドレスを着るとどうも上半身が太く見えてしまう体型のため、ノースリーブかベアトップのものを探していたのですが、その店ではノースリーブのかわいいものは色がピンクや黒ばかりだったので選べません。
駅ビルじゃダメか、と思ったとき、ふとひらめきました。海外ブランドをあたってみたらどうだろう? と。なんとなく海外デザイナーの洋服には、色鮮やかなものが多そうだと思ったのです。
予算的な問題・・・
そうと決まればあとは早い! またネットでインポートドレスの良さそうなブランドを調査しました。その結果、いくつかのお店で色も豊富でかわいいドレスが置いてありそうなことがわかりました。
しかし、お値段が・・・高い・・・! お祝儀や二次会の会費も用意しなければならない中で、ドレスだけに3万円以上というのは痛い出費です。
腹をくくるしかないと思いながら近くの店舗を探すと、BCBGMAXAZRIAだけアウトレットがあることを発見! 場所は御殿場とちょっと遠いけど、ドライブついでに行ける距離だったので、早速次の週末に出かけて行きました。
ついに気に入るドレスを見つけた!
アウトレットに到着すると、真っ先にBCBGMAXAZRIAへ。もしここでいいものがなかったら、諦めて通常価格のものを買いに行くことに決めていた私は、まさに祈るような気持ちでお店に入りました。
すると、あるある!! お店の奥の方には、色とりどりのドレスたちが!! 天の助け、とばかりにしばらく物色(笑)
ついに気に入るドレスを発見!
私が選んだのは、ベアトップのワンピースで、ベースは黒地の布に赤紫や青紫、薄い紫など、様々な濃淡の紫をブラシで描いたような模様があるものです。また、胸の下にベルトをしているようなデザインで、そのベルトの中央にはビーズとビジューが刺繍してあって、上品なキラキラ感もプラスされているのがとても良い!
私のドレスのサイズは7号なのですが、このお店のものは全てアメリカサイズのため、サイズ2でピッタリでした。膝上10センチと丈の短さだけ少し気になりましたが、そこはストッキングを履けば問題はないと判断。
お値段もアウトレット価格で1万3千円ほどだったので、お財布にも優しい、よい買い物ができました。
コーディネート確認、いざ結婚式へ!
ドレス以外の小物は手持ちのもので大丈夫だと思っていたけれど、帰宅後一応確認。
ドレスがベアトップなので、薄い黒のショールとラメ入りの黒ストッキングを合わせてみたら、程よく肌も隠れていい感じ! 靴はドレスとリンクさせるように、ビジュー付の黒ハイヒールを履いていくことに決めました。買い足すものはないみたいで、やっと一安心。
結婚式当日、計画通り私たち同期のテーブルはみんな別の色のドレスを着たことで、まわりのテーブルよりもたしかに華やか! 花嫁も私たちの色とりどりのドレスを見て喜んでくれて、本当にいい気分で友人の結婚式をお祝いすることができました!