中国人同僚と会社の先輩の結婚式
社会にでて最初の結婚式は、なんと中国の上海で行われた中国人同僚と、会社の先輩の結婚式でした。日本から参加するのは私と同僚の親族のみです。あとは現地にいる中国人同僚の家族です。
上海までの旅費は自腹となっており、ゴールデンウィークとあって痛い出費でした。私は当時社会に出たばかりで自分用のドレスを持っていませんでした。そこで考えたのが、ドレスの現地調達です。
チャイナドレスを中国で現地調達
せっかくなので、チャイナドレスを着ようと思いました。中国人同僚もいいよといってくれました。思い出づくりです。
そこで上海に着くと観光地に訪れ、チャイナドレスを販売しているお店に伺いました。
青や緑などさまざまなチャイナドレスがありましたが、安いものはほんとうに安く、400円程度で売っています。ですがあまりに安いと披露宴のドレスとしてふさわしくないと思い、数千円程度を予算にしてチャイナドレスを探しました。
上海でたくさんの試着
たどたどしい英語で試着をお願いし、お店の方にいろいろチャイナドレスを持ってきてもらいました。いろいろな色を試して、パーティにふさわしいのはキレイな赤だと判断して、赤色を選びました。
また、GWの上海でしたので気候が良く、肩だしでノースリーブのタイプを選びました。
足は出したくなかったので足首までスカートがあるタイプを選びました。ただチャイナドレスはどれもスリットが両サイドに入っており、また切れ込みが上のほうまでついているので非常に恥ずかしかったです。ですが他にデザインがなく、すべてのチャイナドレスが深いスリット入りですのでそこは諦めました。
値段が1800円の赤いチャイナドレスにしました。
当時の私の体型は162センチで52キロと標準体型で、体にフィットするちょうどいいドレスが見つかりました。飛行機代で大きな出費をしていた私には、ドレス代現地価格で1800円は安かったです。上海なのでラッピングもなく、袋に無造作に入れられて会計を済ましました。
チャイナドレスを着ているのはウェイトレスだけ?
当日、中国人参列者の反応は、「チャイナドレスを着ているのはウェイトレスだけだよ」と笑っていましたが、私は外国人ですので機嫌よくそれで参加しました。
私としては満足でした。
披露宴で紹興酒を飲んで酩酊し、二次会には参加しませんでした。帰って来てからは二度と着るチャンスがなかったため実家のタンスに眠っています。