何もわからずどうしよう…と焦った
初めて結婚式に参列する事になったのは20歳の頃です。
当時はまだ身近に結婚した友人もいなかったので結婚式用のドレスやバッグ、靴やストール、アクセサリー等の小物など何も持っていませんでした。
そもそも何を着て行けばいいのか、他の参列者はどんな服を着ているのか、みんなはどういったお店でパーティー用のドレスを買っているのかも全然分かりません。
どうしよう…と焦ったのを覚えています。
お店まで探しにきたけど見つからない
とりあえず次の休日にドレスを探しに行こう! とファッションビルが多く立ち並ぶ都会まで出かけて行ったのはいいものの、パーティー用のドレスを置いているお店が意外と少なく、ドレスを見つけるのにもひと苦労。
外のショーウインドウから見ていて、これいいかも? と気になってお店に入ってみても大体が予算オーバーだったり、近くで見るとイメージが違っていたりと、なかなか見つけることができません。
ドレスを探しに来たのか、ただ買い物を口実にランチをしに来たのか分からなくなる始末。
こんな事なら普段ショッピングする時にでも結婚式や二次会に使えるドレスが置いてあるお店をあらかじめチェックしておけば良かったな…と何度も後悔しました。
試しにデパートのフォーマルウェア売り場も覗いてみましたがやっぱりそこはデパート、予算オーバーな上にデザインがあまり好みじゃないし買う気もなかったのに店員さんにあれこれ説明されて疲れてしまい、結局その日は買わずに帰ってしまいました。
無難な黒のドレスを見つけた
後日、地元のショッピングモールに出向いて目星を付けていたお店を何軒か見ました。
ようやくデザインもまずまず好みで予算内に収まりそうなドレスを何着か見つけました。
何もかもが初めてだったので店員さんにアドバイスをもらう事に。
見た感じは白いパーティードレスも可愛かったけど、店員さんによるとやっぱり白は花嫁さんのための色との事だったので避けました。
ピンクやブルーのパステルカラーも可愛いけど、食事時や外に出る場面で汚れないとも限らないし、何年か後も着るならば無難な黒を買っておけば間違いないかなと迷った末に選んだのは黒のシンプルなドレスでした。
ウエスト部分にサテン地の太めのリボンをベルトみたいな感じで蝶々結びできるようになっていて、全体的にシフォン風の薄い生地が重なっていてスカートの裾が少しひらひらとしているタイプ。
値段は12000円ほどで、普段買っている服に比べると安くはなかったものの仕方ないと思って購入。
ノースリーブだったので露出が気になり、縁飾りにビーズとスパンコールが付いた華やかな印象の七分袖のボレロとオーガンジーっぽい透け感のある素材できらきらの装飾がしてあるパステルピンクのストールも購入。これらは各3000円前後でした。
ドレスに合う靴とヒールも購入
次にこのドレスに合う靴を同じお店で購入。
こちらは5センチぐらいのヒールで、歩きやすさを考えてあまりヒールが細すぎないものを選びました。
靴は5000円ぐらいだったかな。
パーティー用のバッグは気に入るものがなかったので面倒だけどまた別のお店で探す事に。
黒でビーズとスパンコール、ラインストーンが華やかな、がま口タイプのころんと丸くて小さなバッグにしました。これは4000円ぐらい。
パーティー用のバッグはハンカチや口紅、スマホを入れた段階でいっぱいになり、小さすぎて二つ折りのお財布すら入らなくて、もう少し大きい物を買えば良かったかな…と少し後悔。
黒のドレスの人が多かった
結婚式当日になり、みんなはどんな服を着ているのか観察してみると、ちらほらと明るいベージュや色付きのドレスを着ている人もいたものの、予想通り黒のドレスを着ている人が一番多かったので黒を選んで良かった! と思いました。
ただ、何年か後にも着るなら膝上丈じゃなくてもう少しスカート丈の長い物を選んでも良かったかな? と少し後悔も。
デザイン的には気に入っているし今更どうしようもないんですけどね。
結婚式だけじゃなく、二次会やカジュアルなパーティーにも着回しがきくのであまりかっちりとし過ぎない、フォーマル過ぎないドレスを選んだのは正解だったと思います。
カーディガンを羽織ったりすれば普段のお出かけにも使えるかな? と。
黒のドレスながら適度に華やかさもあり、周りの評判も良かったです。
最近ではネット通販やレンタルもおしゃれなパーティー用ドレスが充実していて、実店舗で買い揃えるよりかなり安く済む事もあるので、忙しくて実際のお店に探しに行く時間がなかったり、店員さんの接客が煩わしいと思うタイプの方は、そういったものを利用するのも賢い選択かな? と思いました。