真夏の結婚式、真冬の結婚式参列のお呼ばれ服装

真夏や真冬など、暑さ寒さの厳しいシーズンの結婚式/披露宴に招待されたら、どのような服装をすればいいのでしょうか。

やはり気をつけたいマナーやできる対策があります。

真夏の結婚式/披露宴で気をつけること

明るいブルーのドレスにショール

真夏の結婚式/披露宴に招待されたら気を付けたいのが肌の露出です。

暑いからといって、肩を露出したり、短すぎるスカートで参列してはいけません。袖のないドレスを着用する場合には、薄い素材のショールを一枚肩にかけるなどして、肩を出さないようにします。

もう一つ忘れてはいけないのが足もと(靴)です。

夏だからといって、サンダル履きはNGです。ミュールもいけません。歩いた時にペタペタ足音がしがちですし、本来フォーマルな場ではかかとのない靴はマナー違反です。

とはいえ、季節らしさも出したいところなので、厚底サンダルやウェッジソールなどカジュアルなものを除き、ヒールが華奢で装飾が施されたものであればOKとされるケースもあるようです。あくまで全身をトータルで見た時に品よくまとまっているかに気を付けて考えるといいでしょう。

また、暑い季節に気になるのがです。

汗をかいてしまうのはしかたのないことなので、気になるようであれば、汗を拭くハンカチを余分に持って行きましょう。

時間ぎりぎりにあわてて会場入りしたのではひく汗もひきません。

汗対策としては、時間に余裕をもって会場へ出かけ、会場に更衣室がある場合には会場で着替えるようにし、汗がひく時間を持てるといいですね。

ヘアスタイルもアップスタイルが断然おすすめです。肩くらいまでの髪の長さがあれば、アップスタイルは可能ですし、それより短い場合も美容師さんにお願いすればアップスタイルに出来る場合があります。アップスタイルは襟足を露出するので、早く汗を引かせる効果もあります。

【まとめ】真夏の結婚式/披露宴に列席する時に気をつけたいこと

■肌を露出しすぎない
■サンダル・ミュールを履かない
■汗をかくので、余裕をもって行動する
■アップスタイルにする

真冬の結婚式/披露宴で気をつけること

ドレスに合わせたトレンチコート

真冬の結婚式/披露宴に招待されたら、まず迷うのが服装の素材ではないでしょうか。

お呼ばれドレスによくある、シフォンのような薄い素材で出来たドレスは真冬には寒々しい印象を与えてしまう恐れもありますし、実際に着ている本人も寒いと思います。

では、暖かいニット素材やフリース素材を選べばいいのかというと、答えはNO。

ニット素材やフリース素材は、カジュアルとみなされますので、結婚式/披露宴に着て行く服装としてはふさわしくありません。

そこで暖かな素材としておすすめなのがベルベットです。

ベルベットは光沢があり、見た目にも高級感がありますし、着ていて暖かいので、真冬の結婚式/披露宴にはまさにぴったりの素材だと言えます。

ベルベット素材のほかには、しっかりしたサテン生地のものや、シャンタンと言って光沢とハリのある生地で出来たドレスも、あたたかさという点ではおすすめです。

逆に、冬場にあまり透け感のある素材の衣装は、たとえ暖房が利いていると言っても、季節的に合っているとは言えませんので気をつけてください。

そういった素材のドレスを着たい場合には、ボレロなどの上着を羽織ったり、ストールを肩にかけるなどして、上手に季節感を出せるといいですね。

その際、くれぐれもファーのものや、その他の季節同様に白、白に見える色のものは選ばないようにしてください。

足もとにも気をつけて。

寒いからと言ってブーツをはいて参列するのはマナー違反です。

家から会場までブーツを履いて行くのは自由ですが、きちんと換えの靴を持参し、更衣室や化粧室で履き替えましょう。

足元が冷えるのが気になるという人は、膝かけを持って行ったり、パンプスのつま先に靴用のカイロを入れておくという手もあります。

タイツもNGです。あくまでヌーディーなストッキングを着用するようにしてください。

最後に気を付けたいのが、コートです。

コートは着て参列するわけではないので気を抜いてしまいがちですが、会場の中では親族や他の列席者の人とすれ違うかもしれませんし、フォーマルな場ですので、ダウンコートやフリースコートなどのカジュアルなコートで行くのはマナーに反します。きちんとしたウール素材のコートを着用するようにしてください。

【まとめ】真冬の結婚式/披露宴に列席する時に気をつけたいこと

■ニットやフリース素材の衣装はNG、おすすめはベルベット素材
■ブーツ・タイツを履かない。寒い時はひざ掛けやストールを使う
■毛皮・ファーを避ける
■ダウンコートやフリースコートはNG、上品なウールコートを着用する

真夏、真冬の結婚式/披露宴ではなくても、たとえば3月~4月上旬は暦の上では春ですがまだ寒さが残りますし、9月~10月上旬は秋ですが残暑が厳しい日もありますね。

基本的には、服装は季節を半歩先取りして素材や色を考えると素敵です。

たとえば3月~4月上旬なら生地は厚めだけども色は水色やパステルカラーで春らしさを出し、また9月~10月上旬なら薄く涼しい素材だけれども色はベージュやブラウン、ゴールドなどで秋らしさを出す、などの工夫をしてみてはいかがでしょう。

同じドレスでも羽織るボレロやストールの素材を変えただけで、着心地や印象がかわるものです。

可能であれば、当日が寒い場合、暑い場合に備えて服装や小物を2パターン用意しておけると、より安心ですね。

結婚式/披露宴の当日に雨や雪が降ってしまったら

スエードの靴

せっかくの結婚式/披露宴でも、雨や雪になってしまうことはあります。

そんな時は、会場に更衣室の有無を確認し、更衣室があった場合は会場で着替えるのが正解です。

替えの靴を持って行きましょう。荷物は多くなりますが、雨や雪に濡れた服や靴で参列するよりもよっぽどスマートです。

事前に美容室などでヘアスタイルを作ってもらっている場合、必要に応じてタクシーを利用するといいでしょう。

お金はかかりますが、美容室から駅まで、駅から会場まで歩く間にせっかくのヘアスタイルが乱れてしまっては元も子もありません。

タクシーならドアトゥードアで行けますので安心ですよ。美容室から駅までは徒歩で行き、会場の最寄駅からタクシーを利用するといった場合には、一緒に列席する友人などと連絡を取って、駅で待ち合わせをして乗り合わせて行くことが出来れば、より効率的です。

更衣室がない場合には、化粧室で着替えることもできるのですが、素敵なレインコートを用意しておけば、当日あせることなく出かけることができますね。

一見パンプスに見えるレインシューズもありますし、もちろん替えの靴を持って行くことは必須ですが、雨のお呼ばれをポジティブに楽しむことができるのでおすすめです。

【まとめ】結婚式/披露宴当日に雨や雪が降った時に気をつけたいこ

■更衣室があるなら更衣室で着替える
■替えの靴を持って行く
■必要に応じて、徒歩よりタクシーを利用する
■素敵なレイングッズを着用する

何ごとも、備えあれば憂いなしです。当日に雨や雪に見舞われても大変な顔を見せず、気持ちよく列席できるように、事前にきちんと準備と対策を考えておきましょう。

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